FossID 2021.2.1のリリース

FossID 2021.2.1 がリリースされました

FossID 2021.2.1 が 2021年6月25日にリリースされました。

このリリースの主な変更点は以下の通りです。

  • コンポーネントの自動識別機能の追加
  • ライセンスポリシーコントロール機能の追加
  • UIの変更などユーザビリティの改善
  • CPEエントリの入力補助
  • MSSバックグラウンドタスクの管理を簡略化
  • Azure ADのOAuth2認証サポート
  • インストール/アップデートのマニュアル改善
  • スキャンキューの設定が不要に

コンポーネントの自動識別機能追加

自動識別をするためのオプションが追加されました。本オプションを有効にすると、トップマッチのOSSとして自動的に識別が行われます。スキャン終了後、自動で識別された結果を確認することができます。また、必要に応じて自動識別された結果を変更することも可能です。
本機能により、スキャン結果を確認し、識別するプロセスを効率化することができます。

 

ライセンスポリシーコントロール機能の追加

予めライセンスの承認ポリシーを設定することで、ポリシーに基づき、コンポーネント使用の承認リクエストを自動で処理することが可能になりました。
承認リクエストを出してから、承認/否認の判断がされるまでのタイムラグがなくなります。また、承認者の工数も削減することができます。

UIの変更などユーザビリティの改善

ユーザーインターフェースの変更などにより、ユーザビリティが改善されました。
ブラウザの「戻る」ボタンで1つ前の画面に戻ることが可能になり、「戻る」ボタンを有効に利用できるようになりました。

CPEエントリの入力補助

コンポーネントにCPEの識別子を手動で追加する際、コンポーネント名とバージョンの情報に基づいてCPEが提案されるようになりました。

脆弱性アラームなどバックグラウンドタスクの管理を簡略化

新たな脆弱性が発見された時のアラームなど、バックグラウンドタスクをWebAppで直接管理できるようになりました。crontabでの設定は不要になります。

Azure ADのOAuth2認証サポート

Azure Active Directoryを使った認証に対応しました。

 

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